7月日系乗用車メーカーシェア(2017/8/30)

2017年7月日系乗用車メーカー国内販売台数及びシェア

順位:メーカー 販売台数  シェア

1位:トヨタ 135,708(-9.8)31.7%(-4.5)

2位:ホンダ 55,367(+3.4)12.9%(±0.0)

3位:スズキ 55,296(+7.9)12.9%(+0.6)

4位:ダイハツ 53,704(+12.1)12.6%(+1.1)

5位:日産 51,201(+27.8)12.0(+2.4)

6位:マツダ 17,383(+5.9)4.1%(+0.1)

7位:スバル 14,639(+19.3)3.4%(+0.4)

8位:三菱 7,079(+11.2)1.7%(+0.2)

国内販売は、依然好調な軽自動車販売の成果が販売台数及びシェアに寄与している。また王者トヨタ自動車の車輌価格引き上げ戦略や値引き抑制によって、顧客が輸入車メーカーを含む他メーカーに流れてきつつあるのが茲許の動きに。

販売台数カッコ内前年同月比増減率%

シェアカッコ内前年同月比増減率ポイント

(日刊自動車新聞データ)

上期トヨタ・ホンダ世界販売実績(2017/8/29)

世界のHV車を牽引するトヨタ自動車とホンダ技研工業ですが、上期のHV車世界販売台数が発表され国内は一巡感が出ていますが、世界販売は順調に推移しています。上期として両社揃って前年実績を上回ったのは、2014年以来3年ぶりとなります。トヨタ自動車は、「C-HR」が11万6700台の純増でHV世界販売の約15.2%を占め、「ヴィッツ(欧州名ヤリス)HV)も引き続き好調、北米市場ではプリウスが伸び悩んだが、代わりに「RAV4 HV」と「ハイランダー HV」が前年実績を上回りました。ホンダは、「アキュラMDX HV」、「アコードHV」、「スピリアHV」が世界販売を牽引しましたが、欧州市場では相変わらず軟調に推移。

トヨタ自動車2017年上期(1-6月)HV販売

世界販売 768,800(+8.4)

国内販売 347,600(-4.9)

海外販売 421,200(+22.6)

(北米) 116,400(-9.6)

(欧州) 200,900(+43.4)

(その他) 103,900(+39.3)

国内販売比率:45.2%

ホンダ技研工業2017年上期(1-6月)HV販売

世界販売 125,100(+18.0)

国内販売 100,800(-2.0)

海外販売 24,400(+771.4)

(北米) 13,200(+419.7)

(欧州) 100(+232.5)

(その他) 11,100(+4931.8)

国内販売比率:80.6%

カッコ内前年同期比増減率%

北米:カナダ・米国・メキシコ

ホンダの欧州は中近東諸国及びアフリカを含む

(日刊自動車新聞データ)

三菱自、ジョージア政府へ電動車96台供給へ(2017/8/29)

三菱自動車は22日、ジョージア(グルジア)政府にプラグインHV車「アウトランダーPHEV」45台と、電気自動車(EV)「i-MiEV」51台を供給すると発表、2018年1月頃の納車を予定しているとのことです。日本政府とジョージア政府間のODA(政府開発援助)に基づくもので、車輌はジョージア政府経済持続発展省に納入し、公用車として使用される予定。車輌の整備・修理は、現地輸入販売会社「コーカサス・モータース」社と三菱自動車の間でサービス契約を結び、電動車に対応したサービス体制を整える。

(日刊自動車新聞より)

マツダ商用車製造から撤退(2017/8/29)

マツダ自動車はトヨタ自動車との資本提携を受け、商用車生産から撤退しトヨタ製商用車へと移行していく。マツダが生産しているボンゴシリーズは、これまで日産や三菱に提供されてきましたが、2011年に三菱、2015年12月末に日産へのOEM供給がそれぞれ終了し、今回商用車製造から手を引く形になりました。現在のボンゴシリーズは、1999年6月にモデルチェンジしましたが、衝突安全対策で、フロント部分に手を加えて設計されたもので、基本構造は1983年9月の3代目を踏襲していました。今後は経営資源を次世代エンジンやEVに傾注し、商用車はトヨタ自動車からOEM供給を受け、ファミリアバンは日産・NV150ADからプロボックスへ、ボンゴバンはライトエースに、ボンゴトラックはライトエーストラックにシフトしていく予定。