D2D(ドアトゥードア)は、本邦からのメインマーケットの一つであるニュージーランドで現在常態化しているビジネス形態ですが、ここ数年アフリカ主要国でD2D化を模索する動きが活発化してきております。豊田通商を始め、本邦大手の中古自動車輸出業者にもその動きが活発化してきているとの情報が南アフリカ支局から入ってきております。現在ケニア、タンザニア、ウガンダ、南スーダン、ザンビア等ですでに始まっており、今後数年で本邦や中国からの参加企業が増加するとでしょう。D2Dも様々で、現地店舗で直接販売するB2Cや、整備・修理も含めたパッケージ販売、デリバリーのみのD2D等各社様々なサービス・ニーズを模索しているところであります。今後の各社の動きに現地政府も雇用促進、インフラ整備等から着目しているとの事で、インセンティブやビジネス支援も場合によっては奨励するかもしれないと某政府からの通達です。 ただし国によっては本邦と違い、盗難や強盗対策にコストが掛かるのが難点だとも言われ、企業だけで無く地元政府自治体との連携強化も必要でしょう。

 

(ブコビッチ)